【最低限コレだけ】入社時、従業員から回収が必要な書類
こんにちは。
名古屋丸の内の女性社労士、望月麻里です。
私が開業して間もないことから、
ご支援させていただく企業様も、スタートアップ企業様が多いです。
そんなスタートアップ企業の経営者様から、
「入社の手続きをする時に、
従業員から何の書類を貰えばいいかわからない」
というご相談を良く受けます。
確かに、ネットで検索すると、書類一覧がズラーっと出てきて、
「こんなに貰わないといけないのか…」
と呆然としますよね。
今回は、従業員が入社したとき、
とりあえずコレだけ回収できていれば大丈夫!
という4つの書類をご紹介します。
①履歴書
従業員の氏名、生年月日、住所の確認のために必要です。
面接の前に履歴書の提出を求めることがほとんどなので、
問題なく回収できるかと思います。
どんな手続きにも必要な、基本情報が集まった書類です。
よっぽどでない限り履歴書で大丈夫ですが、
併せて住民票の写しも提出してもらうと、より安心です。
②マイナンバーカードの写し
マイナンバーカードは、社会保険・雇用保険の加入手続き
どちらにも必要です。
マイナンバーカードが無い方は、通知カードの写しでもOKです。
その場合、免許証等の個人情報が確認できるものも
同時に提出を求めましょう。
③扶養控除等(異動)申告書
従業員の扶養情報を確認するために必要です。
扶養している家族がいれば、その家族の保険証の発行手続きも
発生します。
また、給与計算で所得税を計算する際に、
扶養控除の有無で金額が変わりますので、
そのための確認としても必須です。
▼令和6年分扶養控除(異動)申告書
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/pdf/2024bun_01_input.pdf
上記URLのPDFを印刷し、従業員へお渡し可能です。
④通帳の写し
給与を振り込む際に必要な情報です。
戸籍上名義のものでなければならないので、
旧姓や他人名義口座のものはダメです。
稀に違う名義の通帳を提出してくる方がいるので、
必ず確認しましょう。
今回は、とりあえずこの書類だけは回収できていればOK!
とうものをご紹介しました。
この他、入社後手続きも含め、お困りごとがありましたら
是非ご相談ください♪
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。